こんにちは。
みのり農場の麻生真司です。
表題の通りですが、栗を使ったお菓子の代表格と
言えばモンブランが一般的かもしれません。
本日、福岡県宗像市からたまご色のケーキ屋さんに
お客様が来て下さいました。
そのお客様のお目当は秋の限定商品の「和栗のプリン」。
このブログを毎日読んで下さっている方は9月末にご案内したので
もうお知らせしてだいぶ経つので、少し懐かしいくらいかも
しれません。
でも、そのお客様は当店のLINE@でお知らせしてすぐに買いに来てくださる予定だったそうです。
しかし、そのお客様が来ようと思ったその日がちょうど
台風の接近でたまご色のケーキ屋さんが臨時休業させていただいた
のです。
そのお客様は宗像。たまご色のケーキ屋さんは唐津。
その日、唐津は暴風雨だったのですが、宗像は晴れていたらしく、
そのお客様からLINEで「こっちは天気がいいから、唐津に行きます!」と何回もメッセージが来ていました(笑)
でも、唐津は天気が大荒れなので「来ないで下さい!」と何度も
送り返していました(笑)
あまり納得していただけなかったのですが、どうにかご理解いただけた
ようでしたが、その因縁が今日、ようやく結実したようです・・・。
「やっと食べたかった和栗のプリンが買えた!」と笑顔で帰って
行かれました。
あの笑顔を見ると僕も嬉しくなりましたね♪
福岡市より遠い宗像からですので、福岡でお菓子を買われるのより
唐津まで買いに来ていただくのは色んな意味でエネルギーが必要です。
そこまでして買いに来てくださって本当にありがたい限りです。
改めて和栗のぷりんの説明です。
栗は熊本県産のものをペースト状にして使用しています。
そこに当店自慢のなめらかプリンの生地と合わせます。
なんとプリン生地6:和栗ペースト4という事で
4割も栗ペーストが占めています。
それを低めの蒸気でふるふるにゆるく蒸します。
蒸しあがったら急冷し、芯まで冷まします。
冷ましたら無添加の生クリームをゆるく泡立てたものを絞ります。
仕上げはカカオ分52%のクーベルチュールチョコレートを
削り生クリームの上に少しかけます。
主役はあくまでも熊本県産の栗。
それを引き立てるための生クリームやチョコレートです。
誤魔化すものではありません。
薄く削ったチョコレートが口の体温で溶けます。
溶けた瞬間にようやくチョコレートの香りが広がるのです。
最初は栗、そして生クリーム。
時間差でチョコレートがほのかに・・・。
この時間差の味や香りの変化が最後まで1個を飽きずに
食べれる秘訣であり、栗の存在感を高めるのです。
ですから、生クリームやチョコレートが出すぎてはダメなのです。
もうすぐ、栗も無くなって来ます。
モンブランもいいですが、栗プリンも美味しいですよ☆
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