こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
今日は僕が大好きなケーキをご紹介致しますヽ(´▽`)/
ケーキといっても焼き菓子なのですが、パウンドケーキです♪
このパウンドケーキ、バター、牛乳、生クリームを一切使用せずに
ココナッツオイルで生地を作って、焼いたものなんです☆
パウンドケーキというのは基本的にバター、卵、小麦粉、砂糖が
1:1:1:1というほぼ同割で作るお菓子です。
洋菓子というのはどうしても油脂が入りますので、パウンドケーキは
油脂の割合が高いケーキの部類に入ります。
ここで勘違いして欲しくないのは、油脂は決して体に悪いというわけではなく
無くてはならないものですから、どのような油脂を取るかは健康に影響してきます。
今回のこのパウンドケーキを焼くにあたってバターや乳製品を一切使っていないのは
僕が乳製品が味は好きなのですが、乳製品を摂取するとちょっとお腹がゆるくなって
しまうんですね。
よくよく調べてみると、日本人は昔から乳製品を摂っていたわけではないので、
体内に牛の乳などの乳糖を分解する酵素が少ないんだとか。
欧米の白人さんやモンゴルなんかの遊牧民さんなどはそれを分解する酵素を
遺伝的に持っているので、乳製品を摂っても何ともないんだそうです。
ですが日本人の8割はこの酵素が少ないので、人によってはお腹が緩くなったり
するそうです。これを「乳糖不耐」というらしいのです。
僕もこの中の1人で乳製品を多く摂るとどうしてもゆるくなっちゃいます(汗)
しかも、たまご色のケーキ屋さんではこだわりで生クリームは純生クリームしか使いません。
トランス脂肪酸の不安がある、植物油脂入りの生クリームは不自然なので使わないのです。
そんな上質のクリームやバターでも乳製品は乳製品なので、どうしても緩くなってしまいます。
自分のつくるケーキの味は大好きなのですが、そう頻繁には食べられないのが悩みの種でした。
乳製品を使っていないケーキがないかなぁと思っていましたが、なかなかありません。
はい。いつもこのパターンになってしまいますが、無いなら作っちゃえ!!となりました(笑)
で、試作を重ねて作り上げたのがこちら。
このパウンドケーキは贅沢です!
まずココナッツオイルはバターより高価です。
ココナッツ臭のしないクッキング用のココナッツオイルです。
ココナッツオイルにマダガスカル産のバニラビーンズ、きび砂糖で甘味と香りをつけます。
そこにみのり農場の優黄卵を混ぜ、大量のアーモンドプードル(アーモンドをパウダー状に粉砕したもの)を
混ぜ込みます。
優黄卵のメレンゲを同時に泡立ててさっくりと混ぜます。最後に国産小麦粉と
ブランデーとラム酒に漬け込んだ、レーズン、ドライいちぢく、ドライあんずを混ぜ込みます。
すぐにココナッツオイルを塗ったパウンドケーキ型に生地を流し込んで、170度のオーブンで
じっくりと焼きます。焼きあがったらすぐにブランデーとラム酒をたっぷり染み込ませます♪
本当に美味しいですし、色んな方に食べてもらって美味しいというお声をいただきますヽ(*´∀`)ノ
何より乳製品、精製糖を使用していないので、食後にバクバク食べてしまっている僕です。
冷蔵庫に保管して日に日に熟成していく味わいを楽しめるのがいいですね☆
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