こんにちは。
みのり農場の麻生真司です。
来年、2017年1月12日に唐津市呉服町のギャラリー壱番館で
大好きな唐津焼の陶芸家の1人である矢野直人さんが個展をされます。
壱番館の前を小さな道が通っているのですが、その道を挟んだ
反対側の建物が空き店舗になっていて、そこで矢野さんの器を使って
僕が料理を作り来場されるお客様をおもてなしをする事になりました!
空き店舗の会場が本当に空き店舗って感じで、寂れているので、
ちょっとガランとした空間です。なので、角打ちという感じで
やるようです。
こんなに社外で企画を立てて料理を作る機会があまりないので、
はっきり言って、ドキドキです!
1人でも多くの人に唐津焼や佐賀の焼き物を好きになって
もらうためにはどうしたらいいかな?と考えています。
その中で、唐津焼といえば、料理はもちろん、飲み物といえば
ぐい呑(お猪口)で日本酒というイメージが強いような気がします。
僕も日本酒がイメージに合うとは思いますが、今はワインやスパークリングワイン、はたまた飲まない人だってたくさんいます。
今回は角打ちという感じでの会なので、どうすれば日本酒以外で
唐津焼を楽しめるかな?と考えていました。
そんな中、かっこいいワイングラスを作ったら、唐津焼の用途が
広がるのではないかな?と考えてみました。
リーデルのような、薄く、軽く、フォルムが綺麗なワイングラス。
土物の唐津焼だと、強度的に厳しいかな〜と少し断念。
じゃあ、同じ佐賀の有田焼なら磁器だしできるんじゃないかな?
と思いました。
確か有田焼にはワイングラスと謳って、分厚かったり、絵付けが
派手でカッコよくなかったりと今の暮らしに合うものがなかった
イメージだったので、これはいけるかも?と思って検索してみました。
そうするとありました!笑
シンプルでフォルムが綺麗な有田焼のワイングラス!
しかも今年に入って完成しているようなので、ちょっと先を
越されました!悔しいです笑
そのワイングラスがこれです。
正確には日本酒専用のグラスですが、
完成度はかなり高いです・・・。
正直、この商品をここまでのクオリティで企画、開発した人に
僕はエールを送りたいです。
こういう、デザインと実用性を備えたものがこれからの
佐賀県の焼き物で大事なんじゃないかな〜と窯業が本業ではない
器大好きな僕は思っていました。
この有田焼で出来たワイングラス、本当に欲しいです。
納期2ヶ月待ちのようですし、価格は約2万円なので、リーデルの
グラスの倍ですね!
でも磁器でこれをやってのけたのがすごいです。
有田万歳。
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