こんにちは(^-^)
去年の話ですが、とある目的地の近くだったので、
長野県の安曇野市にある、『養生園』さんに宿泊しました(*^▽^*)
かれこれ長野は大好きで、何度も訪れている土地ではあります。
さて、なぜこの『養生園』さんに宿泊したかと言いますと、
この宿泊施設の特徴が物語っています♪
まず、『養生園』さんがある場所が安曇野でもかなり山手の
人里離れた場所にあります(^_^;)
安曇野自体がただでさえ自然が美しい長野でも、
独特の自然の豊かさがある場所です。
そして、何よりお食事です♪( ´▽`)
僕は普段から化学調味料の入った食べ物や、
インスタントフード、強く酸化した油脂を使った料理
(特に外食やスーパーの惣菜の揚げ物、スナック菓子)、
などは極力避けています。もちろん100%は無理ですが・・・。
なので、化学調味料の入った食事を摂ると、
食後に凄く喉が乾くんですね(^^;;
なので、旅行に行った際も、外食では美味しいのは当然ですが、
上記の条件を満たしているお店がありがたいのです。
と言っても、そういうのができるのは基本的に高級店や
マクロビオティックの料理屋さん、もしくは家庭料理くらいのものです・・・。
話が少しだけズレましたが、
『養生園』さんは滞在することで自然のリズムを取り戻す、
というのがコンセプトのお宿で、料理は全てマクロビオティック!!!
全国ネットで検索しても、マクロビオティックのお宿って
ある事はあるんです。でも本当に療養所のようなところは、
玄米ご飯と味噌汁と豆腐!みたいな体には良いと思うのですが、
なんかこれなら家で食べてるのと一緒じゃないかって思いますし、
箱根などにある旅館さんとかは設備ももちろんいいんでしょうけど、
フランス料理仕立てとかで、一人で宿泊すると1泊3万円超え・・・。
ん〜僕には厳しい・・・汗
『養生園』さんは連泊すると1万円を切ります。
でお料理がこちら!!!
夜ご飯がこんな感じで、
夜ご飯にはデザートまで付いています(╹◡╹)
僕も何度かブログに書いていると思うのですが、
板前修業時代に精進料理を作っていた時期がありました。
精進料理もマクロビオティックも動物性の原料は
一切使わずに料理を作るという理念は同じなのですが、
マクロビオティックの方がもっと食材の自由度が高く
考え方も柔軟です。
(精進料理も最近ではマクロビオティックの影響を受けてか、
かなり柔軟になってきました)
この日の夕食を見ても、パッと見、カフェがやってる
一膳飯じゃんって思われるかもしれませんが、
1つ1つが手が込んでて美味しいんです。
(精進料理やマクロビオティックは化学調味料や動物性原料を使用しないので、
旨味を出すにはそれなりの手間暇がかかります)
この日の献立でいうと、お吸い物にエノキとワカメしか入っていないように
見えるのですが、お出汁は昆布出汁に信州らしく干し舞茸の戻し汁を入れて旨味を
出してありました。戻した舞茸は出汁が出てしまって旨味はほとんど残っていないのですが、
もったいないので、マリネにしてキッシュのトッピングに!
里芋を蒸して裏ごして、餡掛けにしたものなどや、蓮根饅頭の餡掛けや、
ワカメの玄米ご飯。
デザートは豆乳のプリンのメープルシロップ掛け、長野県特産の焼き胡桃添え!!
こんな感じのお料理ですが、
全部が本当に美味しかったです。
精進料理を作っていたので、植物性素材で
本当に手間暇をかけないと、ここまで美味しくならないよね〜って、
しみじみ感動してました。
食材の使い方や料理の味付けが多国籍で、
枠に囚われてなくって本当に楽しくもありました(^-^)
翌朝は朝食が10時半からなので、
安曇野の山中をトレッキング♪
こんなところや、
こんなところです^^;
少し陰気くさいですが、
信州らしい爽やかな場所もありますよ(笑)
この日は参加者のうちの一部の方の希望で、
「もののけの森」と呼ばれるゾーンに行きました。汗
そして連泊されない方は10時半でチェックアウトし、
朝食です(^o^)
朝食はこんな感じです☆
玄米ご飯も、五分つきやら、炊いて熟成させたものなど
色々な種類が日によって変わるそうです♪
煮物は巾着袋にお餅などが入ってました。
添えは人参、紅芯大根、干し椎茸、白菜、銀杏など^ ^
大振りに切った人参とごぼうのバルサミコ酢のきんぴら、
蕎麦がきと菜の花の暖かいお浸し♪( ´▽`)
味噌汁は里芋でしたが、マクロビオティックとは思えないくらい
滋味深い味わいでした。おそらく味噌も旨味たっぷりなのでしょうね。
玄米ご飯は普段僕は食べていませんが、
こういった旅行の際などはゆっくりと噛む時間があるから
良いですね♪(´ε` )
なぜかというと玄米ご飯は栄養価は凄く高いと思うのですが、
硬くて繊維質が強いので、早食いの方は消化不良になる気がします。汗
僕が玄米ご飯を早食いすると、多分胃痛がします。(笑)
噛まないと消化吸収が返って悪くなるのが、玄米ご飯だと思います。
夕食といい、朝食といい、この献立は結構手間暇かかっています。
これで一泊1万円以下は安いと思うのですが、安い代わりに数点、
人によってはマイナス評価になるかもしれないかもしれません。
・食器は食後に自分で洗って拭いて直さないといけません。
・シーツはチェックイン時に室外にあるランドリーボックスに入れないといけません。
・トイレと浴場は共同です。
・自分たちで建物を建ててあるので、防音材はゼロなので、隣の部屋の音がダイレクトに
響きます・・・。
・長期滞在中の洗濯は自身で。洗剤も地球環境に優しいものをごく少量使います。
上記の条件が人によってはマイナスになるかもしれません。
僕は音に敏感なので、部屋の音がとても気になりました(^^;;
もしかしたら、マクロビオティックの料理そのものが美味しく感じない
方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、僕はまた長野にゆっくり行く際は是非泊まりたいと思える宿でした\(^o^)/
ちなみに『養生園』さんは11月の後半から4月前半まで
冬休みで連絡がつかないと思います。
もし、ご予約される際は4月以降までお待ちくださいm(_ _)m
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