こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
【DINING OUT ARITA & 】
今週がバタバタでアップ遅くなってしまいましたが、
先週の3連休に唐津でDINING OUTが行われました♪
DINING OUTは日本のどこかで数日だけオープンする
野外レストラン…。
今年は有田焼創業400年祭の本年。
去年、その前年祭の形で有田でDINING OUTが
行われていました。
シェフにアジアNo.1のシェフであるシンガポールのアンドレ・チャン
がまねかれ調理されてて、その映像をYouTubeで見た時には、
凄いイベントが同じ佐賀県で行われたんだな!と驚愕しました☆
そして、400年祭の今年、なんと地元唐津であるとお話を聞きました!
というのも有田焼は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に連れて来た陶工が
最初の30年程は唐津近辺で陶器である唐津焼を焼いていて、
その後有田で磁器に最適な土が見つかって、
有田焼が焼かれるようになった歴史がありまして、
唐津が有田焼の源流なんですね!
ですから今年は有田焼の源流を遡るという意味でも唐津が舞台に
選ばれたそうです☆ディナー会場は豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点と
した唐津の鎮西町の名護屋城跡の馬場と呼ばれる天守閣下の馬の
稽古場としても使用されていた場所です。
テーマは「Re-spect」リ・スペクト。
そして今回のシェフはフランスのパリのCROWN BARの渥美創太さん。現在、フランスで最も影響力のあるレストランガイド「ル・フーディング」が2015年、「CROWN BAR」をフランス最高のビストロの一つに選ばれたほどの実力の方です。
そのお料理にワイン、ドリンクを合わせるのは、フリーランスソムリエの大越基裕さん。3年前まで銀座の名店レカンでシェフソムリエをされていた方です!
司会はコラムニストの中村孝則さん。
世界ベストレストラン50の日本評議委員長にも
選ばれ、茶道教授でもあり、幅広くご活躍です!
今回は料理に合わせて13皿の器が有田焼、唐津焼の色んな
作家さんが専用に製作しました。そのディレクターを務められたのが
丸若屋の丸若裕俊さん。日本の伝統工芸を再構築して世界に発信されているクリエイティブプロデューサーです!
この超豪華なメンバーと唐津焼、有田焼の職人さん達が主役で3日間限定のディナーが開宴されました☆
食材は佐賀県のものをメインに使って料理され、
うち(みのり農場)の放し飼いの鶏の卵とその鶏の手羽先で
取ったスープも使っていただきましたおん
また、ありがたい事に初日と最終日をサービス側、中日をキッチンに入らせていただきました(^o^)
3日間の初日のディナーは残念ながら土砂降りの大雨…。それでも運営会社さんが急きょテントを張って開宴を決定されたので、めっちゃ緊張しました!
今回はツアー形式で販売価格は1泊2日交通費含め14,3000円以上、食事のみで50,000円はしているはずです。
サービスをするのは10年以上ぶり、しかも高価格のディナーのサービスですから^^;
大雨の降る中、会場である名護屋城跡馬場はテントの中であっても小川ができるくらいの雨水が流れ込んで来てました…。
サービスやスタッフさんも靴の中に泥水が入ってくる位に足場が悪く、おまけにお客様の洋服やバッグも少し汚れちゃったりで更に緊張。
でも、そんな普通じゃない状況の中で一生懸命皆さんされているので、お客様も理解下さっているので、逆に優しい声をかけていただいたりしました☆
料理もドリンクも滞りなく無事に出まして、
お客様もとても美味しそうに食べられてました♪
司会の中村さんが閉宴の挨拶をされる頃には、感極まって泣いてあるお客様もチラホラいらっしゃって、僕らまで感動しちゃいました。人が料理を食べて泣くのをリアルで見たのは初めてですから。
2日目はキッチンに。
本当はサービスのみの予定だったのですが、
今回の料理にうちの卵や鶏肉をたくさん使っていただいたので、自分の会社が生産したものが、トップシェフによってどう変わるのかをこの目で見たくて、運営会社さんの方に頼み込んで入れてもらいました。
元々が日本料理しか勉強していないので、フレンチの調理場は初めて。見るもの全てが新鮮で、シェフの情熱を真近で感じる事が出来て良かったです(^o^)
卵も色んなお皿の料理に使っていただき、改めて
色んな役割を担える卵の素晴らしさも実感出来ました☆
キッチンスタッフの皆さんに「あんなプリプリした白身の卵初めて見た!」「黄身の色は薄いけど、味濃いよね!」とか違いを分かって下さってとても嬉しかったです!!
3日目はまたサービスに。
お天気も晴れて、夜は寒いくらい。
余裕も多少出て、途中、中村さんや丸若さんの
解説に耳を傾けたり、大越さんの気配りに感心したり、素敵にライトアップされた天守閣跡に少し見入ったり、サービスしながら料理と器の美しさ、深い香りに引き込まれたり(*^o^*)
最終日もお客様が数名泣いてありました。。
40名のお客様に対して、関係スタッフさんが100人。
しかも器もこの会専用のオリジナル。
シェフや大越さん、中村さん、丸若さんが何度も佐賀に足を運んで打ち合わせをしているのも見ていたので、本当に贅沢な会です。
また、会を盛り上げようと精一杯頑張っているスタッフの皆さんに元気をもらいました♪
これを真近で体験できて本当に良かったかったです!
運営会社ワンストーリーの皆様、佐賀県、唐津の皆様、大変お世話になりました!本当にありがとうございました!!
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