『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

たまご無しのクッキー

こんにちは☆
『たまご色のケーキ屋さん』の麻生真司です。ご無沙汰しております。

お店を移転の為に閉店してから、
自宅でお店と同等のお菓子を作りたいとのコメントをいただき、
業務用とご家庭用の機材や設備では全く違うのと、
私自身、上記の理由で全く違うので家でお菓子作りを
した事がほとんどありません・・・。

という事で、日中は新店舗探しや次のお店の事に時間を使ってますので、
夜に、お家でお菓子を作ってみようという事で、
やってみております(*´-`)
今後、お店をした際のお菓子教室などでお役に立てれば良いなと思います。

最初は極力、家にあるものでできれば

と思いますm(_ _)m

今回は、クッキーです♪
シンプルで美味しいクッキー

最初は、借家のキッチンに計量器や計量スプーンが無かったので、
目分量で
やってしまいましたが、今回、お菓子作りの命!!!である計量器を
Amazonさんで購入しましたので、prime便で翌朝には到着しました♪
タニタの計量器KD-321タニタさんのKD-321という機種で、
計りの台がステンレスでできており、取り外しも簡単です♪
汚れても洗えるので、とても衛生的です(*´-`)

クッキーなどの焼き菓子は素材の良さがそのまま出るので、
『たまご色のケーキ屋さん』で販売してますクッキーのレシピそのままです♪
実は、このクッキーは卵屋なのに、

卵無しのレシピです!?

何故かと言うと、このクッキーに卵黄や
卵白を入れると、小麦粉やバターの香りや
旨味が曇ってしまうからなのです。
卵が入らないので、アイスボックスを切る際に、切りにくかったり、
切り口が崩れ易く、作業性や見た目は悪くなりがちです。
でも、元々は国産小麦(江別製粉)の持ち味を最大限に伝えたいと
思って作ったクッキーなので、こういうレシピになっていますm(_ _)m

材料はたったの4つ☆

・発酵バター(無塩) 230g
・きび砂糖      115g
・アーモンドプードル 115g
・薄力粉       271g
以上です(*´-`)
お店では、発酵バターは明治乳業の発酵バター。
アーモンドプードルは、丸紅商会(リス印)の窒素充填のもの。

小麦粉は、江別製粉のドルチェを使います!!!

今回は、近場のスーパーや製菓材料専門店にあったものでm(_ _)m
マーガリンや加工油脂は使わないので、
近くのスーパーにあったバターは唯一、
NZ(ニュージーランド)産のグラスフェッドバター。
草を食べて育てた乳牛のミルクから
作られてるそうです♪
小麦粉は、ついつい郷土愛で佐賀県産を
買いました(*^^*)
アーモンドプードルは、久留米市内にある
製菓製パン材料専門店dannoさんで♪
安全な素材で
スーパーの製菓製パンコーナーのアーモンドプードルは量が少ないのに、
高額なので、お家でお菓子作りを沢山される方は、
専門店や通販サイトで大きなものを買われた方が良いと思いますm(_ _)m
前回、プリンを作ってみて、家の台所に
ホイッパーもゴムベラも無かったので、
今回、100円均一のダイソーさんで、買ってみました!

作って行きます!実はクッキーや生地の仕込みは役割分担でスタッフさんが担当してましたので、自分で作るのは4〜5年ぶりです(^-^)v

小麦粉とアーモンドプードルを目の粗いふるいで2回濾します。
※この時に力任せにして、アーモンドプードルの粒から油を極力滲ませない様に気をつけて下さいm(_ _)m
アーモンドプードルの漉し方
この振るった粉類は、冷蔵庫に入れて冷やしておいて下さい。
粉類を早く冷やしたい時に
↑早く粉類を冷やされたい時は、
このように凹ませておくと、早く冷えます(^-^)v
 

バターを溶かさない様に柔らかく戻し、
きび砂糖を入れて、すり混ぜます!
バターと砂糖をすり混ぜます
最初はこんな感じですが↓
クッキーの作り方しっかりと空気を含ませます!
バターと砂糖にしっかりと空気を含ませんます!

空気を含ませたら、先程の粉類を入れて、
クッキーの粉を合わせ方
ゴムベラでサックリと切る様に混ぜていきます。
クッキーの粉の合わせ方

写真の様に粉っぽい所が少し残る位で止めて、
乾燥しない様にラップ等をして、冷蔵庫で

2時間ほど寝かせます。

寝かせたら、2分割して、バターを溶かさない様に、練って、
アイスボックスに成形します。クッキーの整形

直径は、2.5㎝です。今回は3㎝くらいでした。
※手の温度が高い人は、氷水で手を冷やして、

手を冷やして、バターが溶けない様に都度冷やしながら進めて下さい。

ラップに包んで、冷凍庫へ。一晩寝かせます。

1.7㎝幅にカットし、
電子レンジのオーブンを予熱で温めて、

170℃で今回28分ほど焼きました。

電子レンジに付属している鉄板が、
底面がフラットでない事に驚きました・・・。
電子レンジは、嫁さんが買った日立の

MRO-SBK1って機種です!

5℃単位で温度調整できるかな?と思ってましたら、10℃単位でした。汗

お店では23分前後で焼き上がります。

焼き上がり、冷めたらすぐにzipロックやクッキー缶などにシリカゲル(乾燥剤)
と共に入れて、一晩寝かせて熟成させましょう♪
【食べてみた感想】
今回、レシピはお店のものでしたが、
材料を近場で調達しましたので、
予想通り、かなり味わいと食感が違いました(°▽°)!!
元々、江別製粉さんのドルチェに惚れて作り始めたクッキーですので、
小麦粉の味わいが他の素材に負けてます。きび砂糖の味が勝ちすぎて、
バターも負けて、プードルも香りが弱めです(笑)
でも、これはこれで美味しいです(^-^)v
芳醇な味わいには、もうちょっとかな

と感じました(笑)

焼き菓子は素材がそのまま出ます♪
お家でお菓子は、慣れてないので、
色々と難しいですが、楽しいです(^_−)−☆
※お店では小麦粉は国産小麦粉(ほぼ江別製粉のもの)を使うと
決めてやってますので、国産小麦粉でお菓子作りをする事で、
私が1番気をつけている事は、国産小麦粉は
とにかく粘りが出やすいので、いかに粘りを出さないかがポイントだと思っています。

(お菓子の種類によってはしっかり混ぜます)

国産小麦粉は、粘りが出て難しいのですが、
上手に作れた時は、本当に味わい深く美味しいので、
これにこだわってやっています(*’▽’*)

混ぜ方を粘りを出さないように、最小限の手数で。
しっかり生地を休ませながらやります。
粘りが出ると、せっかく良い素材を使っても、
その香りが粘りで覆われてしまって、
口どけが悪く、素材の香りがしない、
モワッとした味わいになりますm(_ _)m

※現在、『たまご色のケーキ屋さん』は移転の為休業中ですm(_ _)m
新しい店舗の詳細が決まり次第、こちらのブログで随時更新して参りますm(_ _)m

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