こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
前回に続き、1か月前の唐津の若手料理人の会での
担当したデザートについてです。
デザートは無農薬自然薯のプリン。
器は古伊万里染付。
薬効も滋養も高い自然薯。
僕の独断と偏見でせっかく自然薯を使うなら、乳製品、精製した砂糖を一切使わず、体への負担をなくしたデザートにしたいと思いました。
乳製品使えばすぐに美味しいものは作れるけど。
なのでココナッツミルク、粉黒糖で作りました。80℃のスチームで火を通したプリンなので、自然薯もデンプンが糊化し過ぎず
、粘りが残っているのでネッチリトロッとした食感になってます。
自然薯もココナッツミルクも黒糖もボケた味なので、抹茶を振って苦味と香りでアクセント。
塩気と香りをもう少し足したかったので、和三盆糖並に美味しい宮古島多良間の黒糖の塊をおろし金で削ってのせてどうにかバランスを取りました。
ココナッツミルクにはココナッツオイル約10%が含まれます。消化吸収がとてもよく胃腸が弱い方にも良いオイルなので、あえて日本料理の中でいいオイルを摂取するのもありなのでは?と思って作った試作でした。
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