九州は梅雨入りしているのですが、
まだ雨が降らないですね〜
店の周りが田んぼがたくさんあるので、
田んぼのお水が足りるのかな?とちょっと心配
しているみのり農場の麻生真司です。
お米は日本の文化、歴史の根源だと認識しておりますので・・。
世界の皇族で唯一労働を美徳とするのが日本です。
国の象徴である天皇皇后が稲作や養蚕(絹の原料である蚕を飼うこと)をされるのですから・・・。
田んぼに不可欠の水。
水!といえば
先日のお休みはお花教室でした!
今回は津軽ガラスに活けました♪
僕たちの「なげいれ」といういけばなでは
ガラスに活ける時は基本的に水中の見えるところに
茎や葉を見せないようにします。
そうする事で、無駄がそぎ落とされ、
水がより美しく見えるのです。
これは剣山を使う流派のお花ではできない事ですね。
今回、活けたのは半夏生と珍珠梅、茅。
半夏生はこの時期に咲くドクダミ科の植物で、
葉っぱに斑入りと言って白い部分が出てきます。
このグリーンに白が涼しさを演出してくれます♪
また、ドクダミ科だけに香りも強く、臭いとは思わないのですが、
強いグリーンの清涼感のある香りです。
この半夏生は、字のごとく、夏至を過ぎたあたりに咲きますし、
この白い斑入りが半分葉がお化粧したようなので、半化粧とも
呼びます。
また、昔の遊郭などで働いていた女性のお化粧が
顔が白く、首が化粧をしていないので肌色だったことから
半化粧とも呼ばれています。ちょっと切ないストーリーですね。
半夏生の香りがいろんな意味を連想させてくれます。
その他は今時期の芍薬を活けました。
こちらもしっかりと水揚げという処理をされた元気な芍薬。
お花屋さんでこれだけ葉に水が揚がった芍薬はなかなか
ないと思います。
これだけ元気な葉だからこそ、いいいけばなになります!
こんな感じです♪
合わせたのは姫沙羅。
俗称は夏椿ですね!
正式には椿ではないのですが、
椿が咲かない夏場に椿のような綺麗な
花を咲かせるので夏椿と呼ばれています!
これを家で活け直したのが、
こちらです☆
芍薬の大輪の花が咲きました☆
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