こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
今日はアミノ酸について話していきます。
私たち人間の体の約20%がアミノ酸でできています。
食事で摂る肉や魚、卵などのタンパク質は体内でアミノ酸に分解され、
様々な役割を担っています。
アミノ酸はタンパク質の構成要素で、人間の体の約60%は水分です。
そのほか、約20%の脂肪、約17%のタンパク質、約4〜5%のミネラルなどによって
人体は構成されています。
筋肉や臓器、皮膚、毛髪など、体のあらゆる部分を形成しているのはタンパク質です。
つまり、分子レベルでいえば、人体のかなり多くの部分はアミノ酸によって形作られています。
また、アミノ酸はタンパク質の構成要素というだけでなく、以下のような重要な役割を果たしています。
1.体のエネルギーになる
糖質や脂質が体のエネルギーとして使われているのは良く知られています。
それと同時に、体内のアミノ酸も、エネルギーとして使われています。
競技前や競技中に、スポーツ選手がアミノ酸を配合したドリンクを利用しているのをしばしば見かけます。
これはアミノ酸を体内に取り入れて、エネルギー源として利用するためです。
2.情報を伝達する
アミノ酸やアミノ酸から作られる物質は、脳内や全身の各細胞間を行き来する伝達物質としての
機能も果たしています。脳からの命令を体のすみずみまで届けて、そして体の末端からの情報を
脳へ届ける重要な役割をアミノ酸は担っています。
3.免疫システムを維持する
ウイルスや細菌・毒素などから体を守るため、体には免疫というシステムが備わっています。
アミノ酸が不足すると免疫システムは正常に働きません。
以上がアミノ酸の体内での役割です。
めちゃくちゃ重要な働きをしていますね!
次回は体内を構成するためのアミノ酸について話します(^-^)
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