『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

シンプルイズベスト!

こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。

何回も書いてますが、GWの代休で東京にきています。
東京に来たら必ずと言っていいほどに食事に行くお店があります。

銀座にある呂者堂(ろばた)さん。
日本料理のお店です。

唐津の陶芸家の中里隆さんの器を使ってあり、
中里さんご本人も良く利用されるのだそうです。

こちらの存在を知ったのは福岡市の薬院にある
予約がなかなか取れないお鮨屋さんの「安春計」(あすけ)さんに
お椀が絶品!と伺ったのがきっかけです。

お椀は日本料理の華。メインディッシュですからね。
元、日本料理の料理人の僕としてはとても気になって仕方が
ありません。

呂者堂のご主人の土屋英二さんは昭和の名料理人の辻嘉一さんの
お付きの料理人だったとの事。

古本屋さんで辻嘉一さんが昔のNHK今日の料理の本に
料理を載せてあってレシピの欄に調味料の分量が
全て「適宜」って書いてあったのが忘れられません。

普通は醤油大さじ1杯、砂糖小さじ1杯・・・と書いて
あるものですよね!?

材料もその日その日で違えば、食べる人の好みや性別、体の大きさ、
体調も様々なので、同じ味付けは存在しないというのが持論なんだと思います。

そんな土屋さんの料理。
本当にシンプル!
日本料理は引き算の料理と言われますが、
僕が習った料理より引き算です。

醤油やお酒を入れると習った料理ですら入っていないことが
土屋さんの料理ではざらにあります!
しかもその料理が自分が作る料理よりはっきり言って
素材の味がきちんと活きていておいしいのです!

料理好きの方には是非1度訪れて欲しいお店だと
思います。

訪れるたびに食材をいじり過ぎず、生かさないといけないなあと
考えさせられます。

蛸の煮物。柔らかく淡い味わい

蛸の煮物。柔らかく淡い味わい

 

蛸の煮物。柔らかく淡い味わい

蛸の煮物。柔らかく淡い味わい

呂者堂
東京都中央区銀座6-4-5
03-3571-4047

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