こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
今日は鶏の卵の大きさと重さについて話していきますね。
■大きさの違いについて
市販されている鶏卵には、LLサイズからSSサイズまで重さによって大きさが分けられています。
一番大きなLLは70〜75g、Lは64〜70g未満、Mは58〜64g未満、MSは52〜58g未満、
Sは46〜52g未満、SSは40〜46g未満と決められています。
この規格以上の重さや45gに満たないものは規格外として扱われますが、
76g以上のものをXLサイズとして扱う場合もあります。
■大きさと卵黄の割合
卵の中身の割合は、大まかに見て卵白が60%、卵黄が30%、残りが殻の重さといわれています。
しかし、同じサイズの重さの違う卵を割ってみると卵黄の大きさはほぼ変わらず、
卵白の量に違いが見られることがわかっています。そのため、大きな卵ほど卵白や水分が
多く含まれていることになります。
卵白を多く使うお菓子作りには、白身の割合が多いLLやL玉を使うのがおすすめです。
■地域別のサイズの好み
市販されている卵は、Lサイズの大きめが高く、SやMといった小さめのほうが
比較的安い値段で販売されています。使いやすく手ごろな大きさということで、
M〜Lが最も多く扱われていますが、地域別の売れ筋をみてみると、
東京がLとM、名古屋ではMとMS大阪ではL、といった人気の傾向があるようです。
さあ、次回は卵の形の秘密に迫っていきます(^-^)
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