こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
今日は卵に含まれるアミノ酸のうち
ロイシンについてお話していきます。
■筋肉を強化する効果
ロイシンは必須アミノ酸のひとつであり、筋肉の成長に欠かせない
BCAA(分岐鎖アミノ酸)に分類されます。
BCAA は筋繊維を構成するたんぱく質の主成分となります。その中でも特にロイシンは、
体に筋肉を強化して、筋肉を失わせないようにする性質があります。
また、インスリンの分泌を増加させる作用があるため、
エネルギーとしてブドウ糖を筋肉の細胞に取り込むのを助けます。
インスリンの分泌を促すことで、運動時の持久力や瞬発力を高めたり、
運動後の筋肉を成長・修復させたり、強化します。
■肝機能を高める効果
肝臓は、消化器官で取り込んだ栄養素を全身に送り込む代謝活動や
アルコールや薬、細胞から集められた老廃物などの有害な物質の分解、
体を動かすためのエネルギー源となるグリコーゲンの代謝・貯蓄などの様々な機能を担っています。
エネルギーを大量に産生しては消費を繰り返しているため、肝臓には過重な負担がかかっています。
肝臓が疲労して代謝が鈍ると、肝機能が低下してしまい、全身の疲れにつながる可能性があります。
なので、ロイシンを摂取することで、肝機能の向上と身体の疲労回復が期待できます。
■ストレスを緩和する効果
ロイシンにはエンドルフィンという脳内の神経細胞間で情報を伝える伝達物質のひとつが
含まれていてこれを摂取すると鎮痛効果や気分の高揚、幸福感などが得られ、
モルヒネ同様の作用を示すことから脳内麻薬とも呼ばれています。
このため、ストレスを緩和する効果があります。
■育毛効果
ロイシンは、たんぱく質の構成に深く関わっているため、ロイシンを豊富に含む食材を積極的に食べると
毛髪の健康状態の改善や育毛効果が期待できます。
以上がロイシンの効果なのですがとても素晴らしいアミノ酸なのですね(^-^)
コメント