『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

新商品のデコポン・パイ!

ゴールデンウィークも今日が最終日!!

1年でクリスマス並みに忙しい時期で、
ブログの更新が遅くなってしまい、
申し訳ありませんm(_ _)m

今日の唐津はシトシトと雨が降っています・・・。

このゴールデンウィークはどちらに行かれましたか??

僕は当たり前ですが、
ひたすらケーキ作りをしていて、また新たな発見があり、
またケーキが美味しくなりそうです♪( ´▽`)

さて、表題の通りで新商品のご案内です!!

デコポン・パイです♫

このパイの名称は俗にサクリスタンと呼ばれていまして、
パイ生地に粉糖で作ったグラス(砂糖細工)を
かけたものが一般的です(^^)

サクリスタンはヨーロッパのものですから、
キリスト教が深く関わっています。

調べてみたところ、
協会で管理者の事をサクリスタンと呼ぶらしく、
その管理者が協会内が人が喋ったりして騒がしい時に
持っている杖で床を叩いて、注意を促すそうです。
管理者が持っている杖の形に名前が由来しているからそういう名がついたようです。

ご存知かもしれませんが、たまご色のケーキ屋さんでは
先日まで自家製のパイ生地で『リーフパイ』をお出ししておりました。
ご好評もいただいていたのですが、
どうしても食べるときにポロポロと崩れて
クズが落ちてしまいます。

また、シナモンシュガーを使っているので、
僕はバターとシナモンの組み合わせが大好きなので
良いのですが、好き嫌いが分かれるところでもありました。

そこで、食べやすい形状のパイ生地のお菓子を考えて、
サクリスタンに至りました(╹◡╹)
形状ももちろん大事ですが、味は今までお出ししていた
リーフパイを超えることが前提です。

リーフパイは「練りパイ生地」と呼ばれる細かく刻んだバターと
粉を混ぜて作る簡略式のパイ生地で作っておりましたが、
今回のデコポン・パイの生地は「折りパイ生地」。

折りパイ生地は、秋にお出ししている和栗のパイと同じ生地。
大きい冷蔵庫の中でパイ生地を寝かせながら3日間かけて織り上げます。
もちろん、市販の業務用冷凍パイシートなんて
使っていませんからご安心を♪
国産小麦粉、発酵バターで作ったパイシートなんて
ありません(T ^ T)

通常、洋菓子店というのはたくさんの種類を作るので、
共用の生地を使い、いろんな種類のケーキを作っていきます。

たまご色のケーキ屋さんの特徴としましては、見た目は
オーソドックスなありふれたケーキかもしれませんが、ケーキごとに極力
生地の配合や焼き方を変えてバランスをそのケーキが一番美味しい
と思う配合に変えております。

なので、スポンジやアーモンドクリーム、生クリームに
到るまで、一つ一つ配合を変えています。

仕込みが増えるので大変ですが、
そこのバランスを整えて美味しく作るのが、
たまご色のケーキ屋さんの強みだと勝手に思っています。
卵が良いだけでは美味しいケーキはできません。。汗

いつものごとく前置きが長くなってしまいました(^◇^;)

さて、今回のデコポン・パイの折りパイ生地は、
ご察しの通り、和栗パイの生地と配合も折り方も
変えています。

今回重視したのが口どけです!
サクサクはしているけどバリッと硬くないというのが
テーマでした。

配合が変わったのでベストな折り回数も変わってきます。
和栗パイよりも少し少ない折り回数です。200枚ほど
は理論上は層があります。

これに比べ和栗パイは理論上、700枚以上層があります!

この丹精込めて作ったパイ生地でくるみのシュガーパウダーを
サンドしてじっくりと焼き上げます。

通常、普通のサクリスタンはここで粉糖と水で作った
グラスをかけるのですが、

ここはみかんの産地でもある佐賀県唐津市!!

浜玉産のデコポン果汁100%と皮を贅沢に合わせたグラス

一本引いて完成です(*^ω^*)

サクサクのパイとデコポンの香りと酸味が良いアクセントに
なっています☆

ぜひ一度ご賞味ください♫

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