『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

16区のムッシュがムッシュたる所以

こんにちは!

みのり農場の麻生真司です。

早速、

表大ですが、16区と言いましても、パリの16区の
ことではありません!

元をたどれば、確かにパリの16区から来ているのですが。笑

今回の16区と言うのは福岡市の薬院にあります、フランス菓子16区
のことです。

先日、製菓材料を卸していただいている丸菱さんの総合展示会が
北九州の小倉駅の近くの展示会場でありました。

展示会はあまり興味がないのですが、今回は熊本震災後ということも
ありまして、九州全体が落ち込んでいることから、丸菱さんも
かなりの力の入れようです。

ちなみに丸菱さんは前のブログでもお伝えした通り、熊本地震の
震源地である益城に本社がありますので、凄まじい被害を受けて
あります。

毎年、展示会の時は有名なパティシエさんやパン職人さんを
呼んでからデモンストレーションのような感じで講習会は
あっていました。

それはそれで、綺麗なお菓子や協賛企業の商品を使ったお菓子
などがあります。でも、たまご色のケーキ屋さんのお菓子は
素材を活かしたお菓子なので、あまり興味がわかないのです。

ですが、今年は丸菱さんも大幅に路線を変えて、わざわざ来てくれる
のだから、お店をやっている人にもっと為になるような内容にしよう
ということで、今回はセミナーや講演会がたくさん企画されました。

僕は今回開催されたセミナーはすべて参加させてもらいました。

すべて為になるお話ばかりで、本当に北九州まで行って良かった!
と思える内容ばかりでした。

その中で1番印象に残ったセミナーが、きのとやの会長さんの

講演会です。

きのとやさんといえば、今話題でどこの店舗を見ても行列ができている
焼きたてチーズタルトのBAKEさんを展開されています。

そんな表面だけを見て、僕はあんなに行列ができているなんて
凄いな〜とか思っているわけなんですが、そこに至る過程は、
当事者でないとわかりません。

BAKEはまだこの2〜3年ほどしか歴史がありませんが、その元に
なるきのとやさんのお話を会長より聴かせていただきました。

きのとやは最初、ズブの素人から始められ、ケーキは仕入れて
やってあったそうです。

そこから、紆余曲折ありながらも成長をされていって、
1997年に、1000人くらいの被害者を出すサルモネラ菌が
原因の食中毒を出されたそうです。

その時、会長はまだ社長としてやっておられたので、
被害に遭われたお客様のところに出向き、一人一人、土下座して
謝って回ったそうです。

その時に、交流があった16区の三嶋社長が福岡から、きのとやの
ある札幌まですぐに飛んでこられたそうです。

着くや否や、三嶋さんは工場に入ってきて、工場で働いている
スタッフに「お前ら、何やってんだ!!!」と怒鳴りつけたそうです。

そして、きのとやの会長さんに何かできることはないか?と
心配され、100万円の現金をお見舞金として渡されたそうです。

この熱さが三嶋んなのですね!!

僕が知っている限り、日本でムッシュと呼ばれている人は
もう三嶋さん一人です。

前は、帝国ホテルの村上総料理長もおられましたが、
もう亡くなってあります。

僕は三嶋さんがなぜムッシュと呼ばれるか今まで理由が
わかりませんでした。しかも九州でです。

今回のきのとやの会長さんのお話を聞いて、本当に日本の
菓子業界の発展を想っていらっしゃるのが理解できました。

この人間性に対して、菓子関係者は三嶋さんをムッシュと
呼ばれるのですね!!

展示会ではオークウッドの横田シェフもデモをしてありました☆

展示会ではオークウッドの横田シェフもデモをしてありました☆

 

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