『たまご色のケーキ屋さん』は、NODOKA「のどか」という名前にて再スタートする事になりました。

『2022年4月20日に久留米市篠山町に移転オープン致しました。
皆様のご来店をお待ち申しております』

利休の茶事に思いを馳せる

こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。

お魚屋さんに新鮮な真鰯が置いてありましたので
美味しそうでついつい購入してしまいました。

そのまま刺身もいいのですが、基本青魚は身に水分が
多いのでそのままはあまり好きではありません。

ですので塩で脱水して、酢じめにしました。

これを醤油につけてもいいのですが(笑)
春なので木の芽味噌をつけていただきました。

木の芽味噌は、玉味噌と言って白味噌に卵黄、みりん、酒で味を整えた
コクのある味噌です。

そこに木の芽を摺った物と酢をを入れ味を整えます。
本当は青寄せと言ってほうれん草の緑を取り出して
味噌をきれいな緑色にするのですが、

今回は家庭用で味重視なので入れていません。

酢じめの魚に酢味噌の組み合わせ・・・。

醤油が出てきたのが江戸時代の話ですから
それ以前は茶事とかは味噌が使われていたはず。

冷蔵庫もない時代ですから、生の魚は酢じめなどにして
食べていたはず。

そうすると今日作ったこの料理は桃山時代とかで
千利休などが茶事で食べていた料理の向付(茶事のご飯のおかずのこと)
に近いのではないかと思いました。

しかもかなり美味しかった!!!

全く最新の料理ではないけれど味わいも
現代の料理に引けをとらないものでした。

大切にしたい文化です。

イワシの酢じめ 木の芽味噌

イワシの酢じめ 木の芽味噌

 

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