こんにちは!
みのり農場の麻生真司です。
今日の内容は表題の通りです。
先日のブログでお伝えしました、唐津で行われた
DINING OUT ARITA&ですが、僕はサービスも調理も
どちらとも入らせていただいたのですが、
調理のシェフやサポートで入っている料理人の
方々とお話しする中で、うちの卵を皆さん口を揃えて
「あんな白身がぷりっぷりした卵は初めて見た!」
「黄身の色は薄いのに味は濃いよね!」とか
さすがレベルの高い料理人の皆様だけに反応が
かなり良かったです♪
プロの料理人しかもDINING OUTを担当するレベルの
料理人であればそれ相応の調理技術を持っていますから、
違いがすぐに分かったのだと思います。
それでは、みのり農場の放し飼いの鶏の卵がどう違うのかを
簡単にご説明致します。
・まず飼料。
一般的な養鶏場は飼料会社がブレンドした飼料を
そのまま与えているケースがほとんどです。
放し飼いの鶏の卵を謳っている養鶏場でさえ配合飼料を
与えているところがほとんどの割合を占めます。
ですが、みのり農場は父の代に移ってからはずーっと自家配合
です。自家配合ですからほぼ毎日餌に入る飼料を20種類ほど
仕入れて撹拌器に入れて混ぜています。
主原料であるとうもろこしに関しては、丸粒のまま仕入れ、
毎日ブレンドする分だけを挽き立てにしてブレンドします。
蕎麦やコーヒーが挽きたてが一番美味しいのと同じで
酸化していない方が美味しい卵を産む鶏に仕上がります。
と言っても1種類の餌の袋の重さは一つ25キロ〜30キロなので、
結構重いのです。
今は男性がやっていますが、昔は母がしていた時が
ありましたから、重いものの抱えすぎで、僕と姉は未熟児の
まま生まれてしまいました。
・環境
環境もとてもだいじ要素です。
環境が整わないと鶏が快適に過ごせません。
快適に過ごせないと、いい卵は産めません。
人間に例えるならば、真夏の炎天下にダウンジャケットを着て
汗をかいても水を飲むな!と言われたらどうしますか?
暑くて死んでしまうと思います^^;
でも鶏は羽毛で包まれていますので、真夏はまさにそれだけで
大変な事なんです。
ですから夏場ですといかに涼しく鶏に過ごしてもらうかが
鍵になります。鶏にとって快適かどうかで変わります。
そうやって丁寧に飼った鶏の卵は本当に違います。
卵を割ると盛り上がった力強い白身が現れて。
黄身は色は薄いのに、味が濃く。
ホイップして泡立てるとキメが細かく出来て。
卵臭さがないので、香りを活かせる。
そんな卵になっています。
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